愛馬の日―AM

02年9月23日は馬事公苑へ行って「愛馬の日」を満喫!
心配していたお天気もなんとかもって、朝からバイクで出発出来た。
こ~んな良いもの只で見れるなんて なんて素適な1日でしょう♪
皆様にもちょっぴり様子をお伝えしますね。(画像提供*相方)


●1―― シャイヤーLove

馬事公苑に着くと 早々に流鏑馬の的を探す。2つの的が見える場所で腰を落ち着けると 裏側ではオープニングパレードが始まった。
この頃から 走路のすぐ前にはカメラの砲列(主にお年より)が並び始める。 お~ぅ、金にモノ言わせてるなぁ…と相方。「あのレンズ、レンズだけで32万」 はあ…、すごいね。
フランクフルトとたこ焼きを頬張っているうちに、次のプログラム「品種の紹介」に移る。
最初に引いて来られたのが、シャイヤー種。これがかっわいい!
でかくてがっちりした体、落ち着いた優しそうな顔、膝から下の毛が長くって まるでルーズソックスはいちゃってるみたい☆
イギリス原産の馬で「乗る」為の馬ではなく馬車などを「牽く」為の馬だそう。
その後サラやアラブ、ポニーなんかも人を乗せて出て来たけど 私の目はシャイヤーに釘付け。
最後に、正装したおねーさんに引かれて アメリカンミニチュアホース。これ、大型犬くらいの大きさ。
きゃ~ん 可愛い!シャイヤーと並べて飼いたい(>▽<)!!


●2―― 流鏑馬

流鏑馬あたま

人がどんどん増えてきて 座ってられなくなった頃、流鏑馬が始まる。
和装カッコいいなぁ。やっぱ黒い馬に赤い紐がステキ(^3^)♪
1頭体格のちっちゃい馬が居る。サラだけじゃないみたい。
最初は弓は引かず 走って見せるだけ。
なにしろこのお馬さんたち、普段からこの人たちと流鏑馬の練習をしているわけではない。
日本古式弓馬術協会の人達が馬事公苑の馬を借りてやっているらしい。
まずは走らせて 折り合いをつけてるんだろう(想像)
最後の方が偉い人なのかな?うわ~あの人、全然上体が揺れてないよ。あんなに馬が走ってるのに…。

流鏑馬 1番目の人が弓を引いた。おお、カッコいい! 1つ目、2つ目、順調。3つ目の的になって馬のスピードが上がってきたのか、弓をつがえた所で通過。んで直後落馬。
3つ目の的に未練が残ってバランスが後ろにずれてしまった様に見えた。
うお!落馬(←これも初めて見た)と思ったら 次の瞬間もう立って馬引いてた。すげぇ。

その後 続々と弓が引かれていく。出走OKサインが日の丸の扇で出されるってのも風情合って良い。
しかし 的3つとも当てるのは難しそう。
流鏑馬って結構な速度で走ってる馬の上で両手離して弓引いて なおかつ狙いつけなきゃいけないんだから,そらもう 大変。
しかも両手離しちゃってるんだから 速度とか もう馬任せになっちゃうんだろうし。
あんまり速いと 最初の人みたいに弓引いてる間に通過しちゃったりするもんね。
3つ目に弓つがえるのが間に合わない人,2つ目は諦めて3つ目に狙いを絞る人,色々。

2こ目の画像の馬は割と良いペースで走っていたので 射る人はかなり当ててたよ。
あと やっぱり年輩の方は上手いっす。
53歳の人が 結構速度出てたのに 射るのが速いのか全部当てたりして。格好イイなぁ☆
1人3回位走ったんだけど 最後から何番目かの人が走り始めて間もなく落馬。
私からは 馬が通路(?)の右に逸れていって右前脚から折れて転んじゃった感じに見えた。
もちろん騎乗者もそのまま地面に落ちてしまい,そのまま保健室(嘘,そのような所)行き。
馬も人も たいした怪我をしてないと良いのですが…。
やっぱり 上手い人でも危険を伴うスポーツなんだなぁ と改めて実感した出来事だった。


●3―― 甲冑競馬

甲冑競馬 トイレ行って帰ってくると もう甲冑競馬が始まる所だった。トイレ混んでるんだもん~。 まずは画像を御覧あれ。
甲冑を着てはいても頭は鉢巻き1本,ノーヘルの兄さんが 実に楽しそうな顔で疾走しておりました。
(いや,へらへら笑ってはいないよ,さすがに。でも楽しそうに見えた)
旗を背中に挿してるんだけど それがスンゴイばたばた言っちゃって恐いの。
旗折れて後走ってる馬に襲い掛かるんじゃないかと思うくらいすごかった。
馬ってこんなに迫力のある生き物だったんだって 初めて目の当たりにした。
思えば 私 これが初めて見る「競馬」だった。
この日 一般的な競馬を見る前に 甲冑競馬,ポニー競馬を見てしまうのだった。


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